
少し休んでから働きたいけど生活積むよね?
どうも、りょうです。
今回はこんな質問に答えていきます。
まず私は薬剤師として薬局で勤務していた経験があり、つらさのあまり3か月間無職になった経験があります。
その時の経験からお話しします。
生活は積まないです。むしろ気分が穏やかになります。
自由があります。
お金も退職金、失業保険があります。
辞める悩みは何だろう?
辞めるときに不安になる理由にはいくつかあると思います。
- お金の心配
- 転職できるか心配
これらについて解説します。特にお金問題が心配ですよね。
お金の心配
すぐに就職すれば問題ないですが少し休みたいと考えている人にはお金の心配があると思います。
ただそこまで心配する必要はありません。それは退職金や雇用保険(失業保険)があるからです。
雇用保険(失業保険)とは失業状態にある人が生活で困窮しないようにするための制度です。
雇用保険は1週間の所定労働時間が20時間以上、かつ31日以上の雇用見込みがある従業員を雇った場合に発生します。これは正社員でもパートでも同じです。しっかりと働いていたなら雇用保険をもらう義務があります。しかも雇用保険料は毎月の給与の0.5%を納めているのです。
雇用保険についてもう少し詳しく見ていきます。
雇用保険
雇用保険は働いていた人に権利があります。これは薬剤師でも同じです。ただし条件があります。
退職前2年間のうち、11日以上出勤した月が12カ月以上あること
たったこれだけです。つまり辞める会社で一年間以上働いていれば雇用保険の対象になります。
ではいくら支給されるのでしょうか?
支給される日当は、退職日から6か月間の給料の合計を180日で割った金額(6か月分の平均日当)に給付率をかけたものです。この給付率は6か月分の平均日当により異なり50%~80%のあいだです。高い日当ほど給付率は下がります。一例ですが30歳、5年勤務。毎月30万円の給料であれば日当5,954円です。
上記サイトを使えば調べることができます。
お気づきの方もいるかもしれませんが日当に関係あるのは退職日から直近6か月の平均給与です。なのでもしこの6か月の給料をあげることができるなら上げたほうが良いということになります。
では次にその日当がいつまでもらえるかです。
これは働いていた期間が関係してきます。例えば自分の都合で会社を辞める場合以下のようになります。
勤続年数 | 1年以上10年未満 | 10年以上20年未満 | 20年以上 |
---|---|---|---|
日数 | 90日 | 120日 | 150日 |
先ほどの例でいうと日当5,954円で90日間その日当がもらえることになります。月に178,620円。いいですね。
この期間に旅行に行ってリフレッシュもできますし、一度実家に戻って家族と過ごすのもいいですね。親のすねをかじれるならこの期間はかじって実家にいてもいいと思いますよ。この金額では生活がという人は申告すれば一応アルバイトもできますよ。
ただし注意があるのですが、この日数は辞めてからすぐの日数ではなく自己都合の場合は3か月の待期期間を経てからでないと訪れません。
退職後、ハロワに行って申請をするのですが最初の三か月はお金が出ません。3月に辞めて4月に申請したなら7月から9月がこの期間になります。

実はもう一つ別の制度もあります。それは再就職手当です。
これは所定給付日数が3分の1以上残して就職できたときに支給される制度になります。
- 5,954円 × 90日分 × 0.7 = 375,102円
- 5,954円 × 60日分 × 0.7 = 250,068円
- 5,954円 × 30日分 × 0.6 = 107,172円
日数が余っている分に対応して支給してもらえます。結構もらえますと思いませんか?
早く就職すればそれだけ多くもらうことができます。もちろん60日分日数が残っているところは上の金額+30日分の日当分きっちりもらえることになります。つまりこれを利用すれば待期期間を待たずとも支給してもらえます。
退職金
退職金も企業によってはもらえると思います。私の場合は5年間勤務で25万円ほどいただきました。中小の薬局なのでこのくらいでしたが大手ならもっともらえるのではないでしょうか?辞める時には助かりますね。
お金の面に関してまとめると例えば月末に辞めたなら次の月は先月の給料。次の月は退職金、次の月は再就職手当。そして就職とすれば3か月間はお金の心配はありませんね。
就職について
三か月間期間があれば就職が困難になるのではないかと不安になるかもしれませんがその心配はありません。
おそらく気になるのはブランクの理由でしょう。しかし、つらくて仕事がしんどいなら辞めるのが当然です。その気持ちをしっかりと伝えればそのつらさをわかってもらえます。
また、その三か月でやりたかったことをすることも大事です。そのためのブランクとわかれば問題ないと思います。さらに最近の薬剤師転職は転職サイトを用いるのがやはり良いと思います。専任の担当者もいるので安心ですね。
まとめ
お金のこと就職のことについて書いてみました。本当につらいならやめてリラックスするのも大事ですよ。私もリラックスして家族との時間も作れてめっちゃお勧めです。
薬剤師は雇用保険もらえないと思われている人も多いようでまとめてみました。働いているときにしっかり納めているのでもらう権利があります。全然後ろめたいことではないので参考にしてみてください。